母が亡くなるまで、お盆と言われても
何となく他人事やね
お盆… アッ、そう…みたいな感じだった
母、香ちゃん、父と亡くし
「 お盆 」なる言葉が重く感じるね
僕はクリスチャンだから無縁のはず
しかしながら、仏壇を開いてました…
そこへ親戚のご夫婦が
「 初盆お見舞い 」と言いながら来てくれましたあ・・・
開いている仏壇を見て
「 こうちゃん、仏壇開けてくれてるんや︕
母が仏壇どうしてるんやろ…心配してて、
帰ったら報告するね 喜ぶわ︕」
そう言いながらニコニコでした
「 立派な仏壇あるのに、どうしてるんやろ… 」
気にしてくれてたみたいです
ワッハッハ、僕は線香に火をつけますよ
だって、ばあちゃんもいるし先祖の歴史もあるし
不思議なもんです
両親が健在な時は見向きもしなかったのにね
一人になったらチャンとするんだよね
墓参りなんてしたこともなかったのに…
今回は、たくさんの方が来てくれました
感謝です ありがとうございました
みなさんが口を揃えて言います
「 お父さんもお母さんも、
こうちゃんが大好きだったよ いつも心配してた 」
そうかなぁ…
厄介者でしかなかったからね これは美談やね
「 ウソやろー 」「 そんなアホなー 」「 絶対違うわー 」
こんな感じのやりとりね
大切な人を残すと、残った人は迷いが生じますよね
だって…
今さら、すべてがわからないから…
親を亡くすと過去が見えない
連れ合い亡くすと現在が見えない
子供を亡くすと未来が見えない
僕は、すべてが見えなくなったね
どうするの︖
ワッハッハ 考えないことよ
そう、考えてもしゃあないわ
突然思い出しました︕
中学校3年生の今頃です
母とクリスチャンとして「 洗礼を受けました 」
女房の実家の近くにある白山町家城の川です
今日、久しぶりに訪ねてみました
懐かしくなり行ったろかーーー
それ、行け行け︕
到着して懐かしかったです
「 ああ… この場所で母と洗礼うけたなぁ… 」
久しぶりに笑う顔の母を思い出しました
穏やかな母でした
嬉しそうな母と会えました…
なんか、幸せ感に包まれました
父、母、香ちゃんと一緒にいたような感覚でした
これが「 お盆 」なるもんなんかなぁと思いつつね
もう一度、あの頃に戻ってみたいね 戻りたいね