前々回、「 我が良き友 拓郎 」と題して書いたのですが、
おーい足らんぞ︕短い︕まだまだあるだろ︕もっと書いてーー︕反響大でしたので続編やります︕

拓郎は名古屋が大好きです。イキイキしてます。
名古屋のファンは独特でノリがイイ︕拓郎もノリノリやね。
あの名曲「 落陽 」を、
♪しぼったばかりの夕日の赤が、HA!
水平線からもれている、HO!
苫小牧発仙台行きフェリー、HEI!

なんて合いの手が入る。もう笑うしかない
ヘイは、ないだろう。そんな唄やないやろう︕と言いながら、僕もオモイッキリやってます
これが名古屋なんだよな。

あるライブで終焉後、交差点で赤信号でね。チラッと隣を見たら
ナントナント︕拓郎が乗ってるやないか。
バーーンとドアを開け、ガッガッと僕のポンコツ車の屋根に登って
「 タクロー、タクロー」コール絶叫ね。歩きで帰宅のゾロゾロ族もタクローコール。拓郎は喜んだね。
手を叩いて喜んだね。ワッハッハ。
信号待ちの車の人たちはビックリだよね。コイツ危ないぞ︕

僕は、2階席やろうが3階席やろうが、最後は最前列にいるんです。不思議でしょ︖
同行者の人は、どうしてんの︖これもガハハやね。そんなもん知らん知らん︕
終焉後は、アレ︖どこが席やったかな︖誰と来てた︖覚えてないね。
同行者の方にはご迷惑お掛けしましたーー。今、謝ってんの︖ワッハッハ、そんな気持ちサラサラないよー。。クク

そんな吉田拓郎も不遇の時代はありました。
80年代後半から90年代は、ライブも空席が目立つようになりました。

1989年3月15日だったかな。舞台は東京ドーム。
このライブで拓郎は新曲を並べた。
ファンとしては、「落陽」「人間なんて」をやってほしいのよ。やってーー東京ドームやに。

なんか盛り上がりに欠ける雰囲気が漂っていてね。ま、僕的にも・・・うーーーん。だよね。
正直これは・・・みたいな感じでした。空席もあったんだよね。
2006つま恋からは、爆発的に売れだしてプラチナチケットとなるのですが、
この頃はチケットGETの心配などありません。

なんとなくドームライブも進み、
アンコールの頃には終わってないのに帰るファンが出て来た、出て来たぞ︕ふざけんじゃないぞ︕
「まだ終わっとらへんやろ︕」と関西弁の下品な大声︕
周りの方は迷惑だったでしょうね。聞きなれた声です。そうです、そうです
声の主は、こうちゃんでした。悲しくて、悔しくて、アッタマキタゾー‼ ドナリマクッタね。


そうしたら、拓郎がアコギ1本で唄いだした。
さあさあ、始まったぞ︕伝説の「ロンリーストリートカフェ」
これには体に電気が走ったね。拓郎渾身の1曲︕
帰った客がドームに戻って来たぞ︕どうだ︕

おおおおおーー、伝説が東京ドームで誕生したよ。忘れられない。涙で涙で前が見えない、
拓郎がかすんで見えない︕どうだ! どんなもんじゃ︕俺の拓郎はスゲエだろ︕
おいおい、チョット待てよ。。
このシーンと昔の彼女なら、ドッチが忘れられない︖
えっ。。それ質問︖それ聞くかよ…︖ 彼女に決まってるよね。ねえKちゃん。ガハ

伝説の「 ロンリー・ストリート・カフェ 」

ふくれっ面の 夕暮れどき またもや 俺だけはみ出した 半ぱなバーボン 目の前に
俺の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ
誰からも遠く 離れて いつかどこかに辿りつく 俺の居場所に辿りつく
ふくれっ面の 夕暮れどき またもや 俺だけはみ出した 半ぱなバーボン 目の前に
俺の居場所を探してる…俺の居場所を探してる…俺の居場所はロンリー・ストリート・キャフェ