15歳で都会名古屋で一人暮らし。
さぞかし大変だったでしょ︖寂しかったでしょ︖
ウフフ、まったくなかったね。毎日がパラダイス状態で生きるって、こんなに楽しいんだ︕
ああ、僕は生きていると初めて感じた。何が楽しいって︖そんな野暮なことを聞くなよ


だってね、うるさい母親はいない。女の子はメチャクチャ可愛い。
生まれて初めて食べた焼肉道産子ラーメンの餃子。世の中にこんなに美味しいものがあるんだと感激しました。
すべてが新鮮でキラキラ光って見えたね。

僕は、コーヒーなる飲み物が嫌いでした。コーラ大好きね。
ところが、その当時名古屋地下街サンロードにヒマラヤケーキ店がありました。
この、お店のコーヒーと苺ショートメチャクチャに美味しかったんです。それでコーヒーが飲めるようになりました。
まあ、このお店には、ホントに可愛い子がいました。恋をしました。。大好きな 久〇子ちゃんーー

♪あついあつい涙が 君のほほをぬらして 僕のくちびるに ひとしずくおちてきた
僕は 僕は知ってる 悲しいからじゃないんだ 君のくちびるが 僕を好きとささやいた
思い出せば遠いあの日 冬がすぎて僕たちにも あたたかい太陽が このうでの中にあった
夏もすぎてゆくころ 赤い夕日も消えた 君にさよならも 言えないで僕は泣いた♪ 

ここで、またもや拓郎登場です。「 恋の歌 」よく唄ったねぇ。ああ、懐かしい


そうそう、この頃先輩に無理やり拉致されて強制連行された時があってね。
突然僕のアパートにやって来て
「 おい、郡上に行くぞ︕」なになに、郡上︖聞けば徹夜踊りに行くと。
勘弁してくれよ。レジャックのステージ7のディスコなら喜んで‥盆踊り︖そんなんイヤや、イヤや。
でしょ︖しかし無理やりブルーバードなる車で郡上まで。憂鬱よ。悪夢やね。盆踊り…


高速はない時代。下道をナガナガと郡上まで。はーい、ようやく到着。ヘロヘロよ。
ところがなんとなんと、メチャクチャいいんだよ。コイツがいいんだよ。朝まで踊り続ける人・人・人
ハマッタね。ハマッタ、ハマッタ。冷やしうどんとかき氷。クウッーー忘れられんね。


あれからどれだけ行ったでしょう。
郡上八幡徹夜踊りは、僕にとって日本一の祭りです。
あんなに連帯感があって暖かく迎えてくれる祭りはないですよ。
ぜひ一度は行ってくださーい。。
ただ今年も中止、去年も中止。残念やね。地元の方の落胆ぶりが目に浮かびます
来年は、きっときっと。