アレはマイッタなみたいな旅日記書いてみよかな。

50歳の頃かな。拓郎全国ツアーで福岡へ参戦。
ANAで福岡空港へ。昔から思うんだけど、空港は福岡。新幹線は博多駅。アレ、なんで︖
向かうバスは福岡ではなく、天神。ヤヤコシイね。空港から天神まで5分くらいのはず。

しかし、ライブで盛り上がっていて心はウキウキね。

お~い、このバスえらい遠回りしてるな。
どの道走ってんのや。チョット不安になってきた頃、バスが突然、高速道路に入った︕
ナニ、ナンヤテだよね。天神に行くのに高速はアリエネエ… 前の席のおばちゃんに
「 チョット、おばちゃんどこに行くん︖ 」「 どこって、小倉だよ 」小倉、小倉ってか。
小倉ってどこや︖「 博多から遠いん︖ 」「 2時間くらいかかるに 」

がーーーん。拓郎間に合わん︕

後方席からダッシュして運転手さんに、「 降ろしてくれ︕ 」
運転手さんビックリしたやろね。高速道路で降ろしてくれって言われてもね。ワッハッハ。

それで途中で高速道路駅があるからと言われ、ガマンガマン。ようやく着いて降りる時、
乗客のみなさんから大笑いと拍手をいただきました。なんで、拍手なんやねん。

ところが暑い夏。なかなかバスが来ない。1時間以上待ったよ。同行者の女性は大笑いで
「 あなたって、持ってるよね。いつもタダでは終わらないよねなんて言いながら高速道路
の階段を降りて仲良くコーラを買いに行きました。バス代2人で5000円ね
今となっては、楽しい想い出やね


そのライブは、福岡県飯塚市てとこでありました。飯塚どこや︖炭鉱か︖凄いとこやったね
山の中を電車が走るのね。1時間くらいかな。単線でドアを自分で開ける… 駅員さんいない
ホンマかよ。乗車券なんて見ない。箱に入れるだけ。ウソやろう。九州は、のどかだね。

駅にはタクシーがいない… エッ︖いない︖これビックリしたね。歩くんはシンドイから、そのへんの
地元のオジチャンに会場まで乗せて~~。行ってくれたよ。ワッハッハ。お願いしてみるもんやね

ところで、この飯塚って井上陽水誕生の地なんだって。陽水は炭鉱の町で生まれたんやね
五木寛之「 青春の門 」の伊吹信介誕生の地でもあるね。

しかし、拓郎はナンデ飯塚でライブしたんだろうね。立派な会場にはオドロイタけど、謎やね
そうそう、中州の「 河太郎 」。イカ生け簀料理店、ここ美味しかった。呼子のイカね
刺身はモチ、バター炒めとか、イカしゅうまい、小エビのかき揚げ。ビックリの美味しさね
料金は︖ワッハッハ、覚えてないよ。福岡行ったら、のぞいてみてね

♪浴衣のきみは尾花の簪 熱燗徳利の首つまんで
もういっぱいいかがなんて みょうに色っぽいね
            吉田拓郎「 旅の宿 」